FOMC 2022-03-16 声明と内容

経済活動と雇用は引き続き強い。失業率は十分に低下した。インフレ率は引き続き高止まりしている。ロシアのウクライナ侵攻は経済的な困難を引き起こしていて、更なるインフレ圧力や経済活動への重しとなる。影響は非常に不透明。

金融政策の引き締めにより、インフレ率が2%の目標に戻り、労働市場が引き続き堅調であると予想する。FF金利を0.25~0.50%へ引き上げる。更に保有する米国債、エージェンシー債、不動産担保証券の削減を今後始める。

  • 必要に応じ、FF金利を0.25-0.50%の目標範囲に維持する。
  • 限度額5000億ドルで最低入札0.5%のオーバーナイトレポを実施し、1日あたり1600億ドルでオファー率0.3%のリバースレポを実施する。
  • FED保有財務省証券の元本支払いをロールオーバーし、エージェンシー債とMBSの元本支払いに再投資する。
  • 必要ならば再投資額を適切に調整する。