au経済圏を調べる
xx経済圏という言葉ができたのは楽天が先駆けだったように思う。他にもYahoo経済圏やPayPay経済圏があり、最近ではau経済圏が勢力を増している。
楽天の関連サービス、例えば電気やガスを使ったり、証券やクレジットカードなども楽天で揃えることで、楽天市場でのお買い物で付与されるポイント還元率を上げ、大量のポイントを獲得することを指す。
宗教上の理由から、今回はau経済圏を例に挙げて調べてみる。
au経済圏にもauPAYマーケットなるECが存在する。ここでお買い物をした際に付与されるポイント還元率を上げることが根幹にある。どのような項目で還元が上積みされるのか。
- 通常ポイント(お店からのポイント) 1.0%
- ステージに応じて:シルバーステージ 2%
- 電子書籍購入(毎月税込1,000円以上)で 1%
- au PAY ふるさと納税寄附(毎月5,000円以上)で 1%
- レストラン・美容・宿泊等サービスの購入(毎月税込3,000円以上)で 1%
- au PAY マーケット ダイレクトストア/au PAY マーケット リカーショップ購入(毎月税込8,000円以上)で 1%
- 三太郎の日 auスマートパスプレミアム会員の購入で+3% 3%
- 「au PAY カード」を支払い方法で選択してご利用で 5%
auPAYマーケットのとある商品で表示されているポイント還元の内訳が上記だ。現在私はシルバーステージとなっていて2%らしい。これらを合計すると15%にもなる。(auPAYカードの通常ポイント1%を含めると16%)
ところで、電子書籍を毎月購入するわけでもなく、美容やリカーを毎月購入するわけでもないので、達成できない項目がある。達成できるのが、通常ポイント、ステージ、三太郎の日(auスマパスP)のみで、6%が限界だ。
クレジットカードは増やしたくないが、au経済圏に浸かると決めるならauPAYカードは作るだろう。あと頑張れるのはステージのみである。
ステージとは、auポイントプログラムのステージ制を指す。
レギュラーからプラチナまで4段階あり、ステージが高いほど還元率が高く、シルバー2%、ゴールド3%、プラチナ5%である。プラチナになるためにはどのような徳を積めばよいのか。200スコア以上でシルバー、500スコア以上でゴールド、800スコア以上でプラチナである。
- auPAY、My auアプリ起動 +1
- auPAYコード支払い、auPAYカード 購入1回で+3、5000円ごと+10
- オートチャージ +10
- auPAYマーケット 購入1回で+9、5000円ごと+30
- au回線(スマホ) +10
- UQ mobile +10
- auスマートパスP +10
- auスマートバリュー +10
- auでんき +20
- auじぶん銀行 預金10万円以上+10
このうち、例えばau回線を使っていれば+10スコアというように、スコア数が固定のものが多い。au回線の契約があってもau経済圏のスコアにはあまり寄与しないのが意外だ。(但し通信費で貢献すれば他の項目でスコアは積み上がる)
変動の大きい項目が、auPAYコード支払いとauPAYカードの利用と、auPAYマーケットでのお買い物である。
つまりauPAYカードを使ってauPAYマーケットでお買い物をすればするほどスコアが積み上がる仕組みになっている。
普段の食料品や外食費をauPAYコード支払いやauPAYカードで支払い、それ以外のお買い物をauPAYマーケットで購入してauPAYカードで支払えば、なるほど確かにスコアを積むのも難しくはなさそうである。
auでんき等は使いたくないなと思っていたので、低い寄与度だったのは私にとって朗報である。