経済圏の住人でなくとも大差ない

au経済圏や楽天経済圏に住民票を置かないと、還元ライフを送れないのか。決してそのようなことはない。例えば、使うECサイトをヨドバシにすれば10%のポイント還元とクレジットカード等の還元で12%くらいはポイントを獲得できる。これだけあれば十分だ。

還元を取れないのは、電気やガス料金などだ。まず電気とガスをauでまとめた場合、トリプルセットポイントで割引が適用されて102ポイント/月が付与される。

電気料金には、使用量によって1~5%分のポイントが還元される。ガス料金は、まず東電とくとくガスプランの割引が3%適用され、さらにauPAYカードでの支払いで200円につき4ポイントが付与される。ざっくり5%還元と考えればよい。

比較として、東電EPにガスを合わせて支払っている場合を考える。東電EPは毎月50ポイントが貰える。ガスがセットになっていると3%の割引がある。クレジットカードの還元率は頑張って2%とする。

auと東電EPでは、ガス料金に関しては同等である。電気料金に関しては固定50ポイントと1~5%の差がある。7000円/月とすると210ポイント、8000円/月とすると400ポイントが付与されるので、auでんきに分がある。クレジットカードのポイントに1%の差が生じるが80円程度だ。トリプルセットポイントで割引はauだけの施策である。

総合すると、auの方がおよそ180~370ポイント/月ほど還元が多い計算になる。

何もしなくてもポイントが貰えるなら嬉しいが、そこまで大きな差ではないように思う。あとはauじぶん銀行をフル活用するなどすると、1000ポイント/月くらいの差がつくだろうか。