東京の電力需要
節電には協力をしなければいけない。それは承知している。
— 猪瀬直樹/inosenaoki (@inosenaoki) 2022年3月22日
ただし苦言もある。この問題の背後に何があるか。他電力会社からの東電への融通がわずか140万キロワット(電力供給の3%)でしかないことがそもそもおかしい... #NewsPicks https://t.co/DFqacKh0iT
3月22日は東京電力管内で節電が呼びかけられた。この季節としては急激に冷え込む予想で、電気需要が急増することが見込まれたからだ。うちでもPCを落としたり節電し、幸いにしてブラックアウトは回避された。
猪瀬氏が指摘する140万kWだが、同日のピーク時電力供給量が4804万kWだったので約3%である。最新式の改良型沸騰水型軽水炉の1基分(約130万kW)に相当する。
2021年11月のデータだが、北海道電力の発電量が834万kW、四国電力が543万kWなので、そもそも140万kWという数字の大きさに驚く。
都道府県別の電力需要などは資源エネルギー庁のwebサイトで確認できる。
2021年12月の東京都で電力需要が62億kWhである。31日間と24時間で雑に割り算すると、
6,200,000,000kWh / (31*24) = 8,333,333kW
つまり約833万kWである。昼間と夜間を均等に割っているので平均の意味しかないが、停止中の柏崎刈羽原子力発電所の総出力が812万kWである。