遠征の最適化からダウンサイジングする

ミニマリストは持ち物が少ないので、自宅をはじめとする生活行動範囲で最大効率の生き方をしている印象が強いのだが、そうではない。ミニマリストVlogを見ていると、旅行等の遠征こそスマートで真価を発揮していることが多いと感じる。

一般に持ち物や動作を省力化しようと考えた時、実行しやすいのは遠征ではなく生活行動範囲だ。例えば最寄りのスーパーは勝手知ったる我が庭のようなものだから、財布すら持たずスマホ1台でもお会計できることに心配しない。

しかし行ったことがない初見の土地ならば、QRコード決済が使えないかもしれない、JCBは使えないかもしれないとあれこれ考える必要があるので大きめの財布を持っていくだろう。

つまり、ミニマリストは持ち物を減らす人のことでしょう、という認識では少々不足しており、遠征にも対応できる必要最小限の持ち物に洗練されていることにこそ本質があると考える。

ではどのようにしたら必要最小限の持ち物に洗練することができるだろうか。まずは身近なところから自室や最寄りのスーパーへの買い出しでスマートに行動できるよう・・・と考えるのは本末転倒だと思う。

先ほども書いた通り、遠征への対応にこそ本質がある。2泊3日の旅行をするのに必要な持ち物を最大限として最適化し、順に範囲を狭くしていく。最後が最寄りのスーパーである。