エクスプレス予約とスマートEX

エクスプレス予約とスマートEXの違い。どちらも東海道・山陽・九州新幹線のチケットをネットで予約購入するサービスの総称であるが、年会費や割引額に違いがある。

サービス内容としてはスマートEXの方が基本で、ネット予約購入をするためだけの会員グレードであり年会費も無料。割引は一律200円である。交通系ICカードにチケット情報を付与して改札を通る。

一方でエクスプレス予約はスマートEXの上位版という感じで、年会費が1,100円かかる代わりに新幹線チケットを大きな割引率で購入することができる。専用ICカードが別途送付される。

エクスプレス予約の会員は更に2段階あり、JR東海・JR西日本・JR九州各社がそれぞれ発行するクレジットカードを持っている会員と、そうでない会員に分けられる。持っている会員はEX-ICカードが送付されグリーンプログラムに加入できる。

そうでない会員は三井住友カードなど提携するクレジットカードにプラスして利用する。そのことからプラスEXカードが送付され、グリーンプログラムには加入できない。

また提携クレジットカードを持っていない者でも、ビューカードを利用していて、かつモバイルSuica会員はビュー・エクスプレス特約によってエクスプレス会員となることができる。この場合はEX-ICカードか送付される。グリーンプログラムはエクスプレス会員ステータスに紐づいているようで、利用できる。

エクスプレス予約とスマートEXの何れであっても、EX早特などの割引チケットを購入できるのでお得である。絶対にEX早特でしか乗らないならばスマートEXで十分ということになる。

私の場合、三井住友カードや三井住友トラストクラブのクレジットカードを持っているが、ビューカードとモバイルSuicaも利用している。ビューカードのビュー・エクスプレス特約によってエクスプレス会員となる方がグリーンプログラムを利用できる分だけお得だ。ただし損益分岐点として年1回以上は関西九州方面への新幹線を利用することが挙げられる。