見たいのは人物より舞台

テレビは週1回のみ大河ドラマしか見ないが、今は珍しく民放のドラマを見ている。テッパチ!と魔法のリノベだ。ただしTVerで。

テッパチ!は自衛隊モノであることを知って、魔法のリノベは鎌倉殿が出演していると知って3話から見始めた。

テッパチ!は自衛隊のドラマであるが、物語の中心が登場人物に置かれている。自衛隊でなくとも、警察やスポーツを舞台にしても同じドラマが作れる構成になっている。

対して魔法のリノベは、あくまでもリノベーションが中心に置かれている。主人公たちやお客さんの人間模様も描かれているが、全てリノベーションに収束する構成になっている。

つまり、テッパチ!は自衛隊を舞台にしたヒューマンドラマで、魔法のリノベは人間模様を描いたリノベーションドラマというわけだ。

昨日の投稿に当てはめると、私が支持するのは後者である。

私が見たいのは、登場人物ではなく舞台の方なのだ。自衛隊やリノベ業界という、普段は伺い知れない仕事それ自体を見たいのだ。

脚色が強かっただろうが、半沢直樹のような銀行業界の話も面白かった。銀行という、一般企業とは少し違うプロトコルで動く内情が垣間見えた。