ビジネスのしやすい国第7位

ジョージアという国は日本にとって馴染みが薄いかもしれないが、大相撲ファンなら栃ノ心臥牙丸を知っているだろう。駐日大使のティムラズ・レジャバ氏を知っている人の方が多いか。

かつてこの地はグルジアソビエト社会主義共和国として構成国の1つであり、人口400万人という規模の国ではあるが、世界銀行による「ビジネス環境の現状2020(Doing Business 2020)」でビジネスのしやすい国第7位に輝いている。

同報告書の評価基準は主に以下の5項目がある。

  • ビジネスの始めやすさ
  • 建設許可、電力、不動産登記等の事情
  • 金融アクセス
  • 納税と貿易の取り扱い
  • ビジネス環境の保護具合

このうちジョージアは、ビジネスの始めやすさ2位、不動産登記5位、少数投資家保護7位といった項目で上位に位置している。総合で7位である。

最近ではロシアからの出国者がジョージアに入るといったことで話題に挙がる国ではあるが、シュクメルリやワインなどの食品は有名だ。

レジャバ大使の人柄も手伝ってか、とても開けた印象を持つ国である。