格別の筋肉痛

新型コロナウイルスに感染すると発熱などの症状以外に、筋肉痛や関節痛が多く見られるという。かくいう私も11月9日に突然の筋肉痛に見舞われた。

ワクチン(モデルナ)を接種した際に首周りの激しい筋肉痛を経験したのだが、普段の生活や運動では起こり得ない格別の痛みだったことを覚えている。これに似た痛みが、首周りと背中、大腿部に発生した。それ以外の症状はない。

感染したウイルスに対抗して抗体を増産する過程でタンパク質を多く要するため分解している状態かと勘ぐった。

コロナ陽性かどうかは不明だが、感染経路に心当たりがあった。サークル活動で昼食会をしたという父親が4日前に来たのだ。当の本人は何の症状もない。

仮に私が感染したとして、実際に何をすればよいのか想定不足なのを思い知った。

まず自分でできることは自己検査だが、薬局などの検査枠は1週間先までも埋まっていた。検査する頃にはもう治っているだろう。では簡易検査キットか。

抗原検査キットは大きく3種類あり、医療用・一般用・研究用がある。医療用と一般用は国の承認を受けているもので、都道府県へ陽性登録申請するにはこれを用いた検査結果が必要だ。ネット等では1,500円程度で販売されている。

千葉県においても高齢者・基礎疾患・妊婦ではない者は、検査陽性となれば自己検査者窓口から陽性登録を申請する。

抗原検査キットは陽性すり抜けの多さが指摘されていて、Twitter等を眺めてもキット陰性・病院陽性の報告が多数を占める。信頼性に欠ける。

なお筋肉痛は2日後にほぼ完治し、一応は安堵している。