FTXに何があったのか

金融庁からFTX Japanに対して行政処分が発出された。業務停止命令や資産の保全命令などに関するものだ。

FTX Japan株式会社に対する行政処分について:金融庁

  • FTX破綻(Chapter11)までの経緯
  • FTX潰しの背景
  • FTXの脆弱性

FTX破綻(Chapter11)までの経緯

  • Lunaを破綻させ、3ACを崩壊させたのはサム(FTX CEO)
  • CZ(Changpeng Zhao, Binance CEO)はそれを知っていた
  • CZは忠告したが、サムは無視
  • CZはFTXにトドメを刺すツイートを投下

FTX潰しの背景

"裏でロビー活動している奴らを支持することはできない"

バイデンへの献金のことを指しているのか。

FTXの脆弱性

FTX社傘下のAlameda Research社はマーケットメイク事業以外に、数々の仮想通貨やブロックチェーンプロジェクトに出資していた。Alameda社の資金源はFTX社からの融資だが、担保はFTXのガバナンストークンであるFTTだった。FTTは2019年にプライベートセールを通じて調達している。

つまりAlameda社の資産はFTTに依存しているため、価格変動に対して脆弱な状態にある。Binance社によるFTT売却でAlameda社が債務超過となり、融資元のFTX社まで焦げ付きが影響したか。

格別の筋肉痛

新型コロナウイルスに感染すると発熱などの症状以外に、筋肉痛や関節痛が多く見られるという。かくいう私も11月9日に突然の筋肉痛に見舞われた。

ワクチン(モデルナ)を接種した際に首周りの激しい筋肉痛を経験したのだが、普段の生活や運動では起こり得ない格別の痛みだったことを覚えている。これに似た痛みが、首周りと背中、大腿部に発生した。それ以外の症状はない。

感染したウイルスに対抗して抗体を増産する過程でタンパク質を多く要するため分解している状態かと勘ぐった。

コロナ陽性かどうかは不明だが、感染経路に心当たりがあった。サークル活動で昼食会をしたという父親が4日前に来たのだ。当の本人は何の症状もない。

仮に私が感染したとして、実際に何をすればよいのか想定不足なのを思い知った。

まず自分でできることは自己検査だが、薬局などの検査枠は1週間先までも埋まっていた。検査する頃にはもう治っているだろう。では簡易検査キットか。

抗原検査キットは大きく3種類あり、医療用・一般用・研究用がある。医療用と一般用は国の承認を受けているもので、都道府県へ陽性登録申請するにはこれを用いた検査結果が必要だ。ネット等では1,500円程度で販売されている。

千葉県においても高齢者・基礎疾患・妊婦ではない者は、検査陽性となれば自己検査者窓口から陽性登録を申請する。

抗原検査キットは陽性すり抜けの多さが指摘されていて、Twitter等を眺めてもキット陰性・病院陽性の報告が多数を占める。信頼性に欠ける。

なお筋肉痛は2日後にほぼ完治し、一応は安堵している。

皆既月食・天王星食

皆既月食天王星食が同時に起こるのは実に442年ぶりのことだという。442年前とは西暦1580年であり、織田信長が活躍していた時代だ。

さて、皆既月食は満月の時に起きる。太陽と地球、月が一直線に並ぶとき、地球の影が月を覆う。だが満月のとき全てで月食が起きるわけではない。地球の公転軌道面に対して月の公転軌道面が5.1度傾いているためである。

写真はPixel5の天体モードで撮影した皆既月食の様子だ。光学ズームではこれが限界だが、他の星もきちんと写っている。小さく天王星も写っているように思える。

単純に接触する機会が少ないだけでは

とある70代男性は、ちあきなおみ弦哲也など、70年代を中心とした楽曲が好きだという。好みの価値観は人それぞれであり、尊重されるべきだ。

しかし問題は次の一言で、音楽は70年代が最高だと断言することにある。なぜ70年代の音楽が最高だというのか。考えられる理由はふたつある。

ひとつが、人生の中で青春時代を送り最も多く音楽を聴いた時期だから。もうひとつが、70年代以外の音楽をあまり聴いていないからだ。

ところで、私は祖父に暇つぶしグッズとして音楽のたくさん入ったiPadをプレゼントしたことがある。中に入っているのは演歌と民謡ばかりだ。

選曲しているなかで私もたくさんの演歌と民謡を聴いたが、ずっと聴いていると良いと思う楽曲や好みの楽曲がひとつやふたつ出てくる。今まで聴いてなかったから知らなかっただけなのだ。

70代男性はどうか。実施することはできないが、防音室に1週間くらい閉じ込めてAKBの楽曲を24時間流し続けたらどうなるだろう。出てくる頃には少し口ずさめるだろうし、好みの楽曲も持つようになっているのではないだろうか。

EUR/USD 2022-11-06 weekly review

4時間足。先週はパリティを上抜けたが、週終値では下でクローズしている。パリティからの売り、0.96付近からの買いで攻防は続いている。

30分足。先週金曜と今週明けの値動きが1.01への押し目攻防で、売り方が勝ったところをショート。続いて戻って来たところを再びショート。

先週のパリティ上抜きの起点を下回り、レジスタンスされたところをショート。0.96付近から続いてきた切り上げラインを下抜くも、金曜の米国雇用統計で再び抜き返し。

USD/JPY 2011-11-05 weekly review

4時間足。152円からの介入高安でレンジ相場。

30分足。146円からの上昇61.8%押しでダブルボトムを作ったのでロング。大きなダブルボトムから上昇してきて最初の押し目ということでロングした。結果的に利益を得られたが、レンジ相場の真ん中付近でエントリーするのはあまりよくなかった。

続いて148.5円付近に高値切り下げのダブルトップ下抜けでショート。米国雇用統計前なので警戒して発表前に半分利食い。結果的に下へ。

介入高安でレンジとなっているが、上位足レベルでもMAがレジスタンスになるなど反転下落の様相も見えてきている。ダブルトップを作りに行くシナリオもあるので、レンジ抜けまでは上から売って下から買うを徹底したい。

配信者の鑑

米国非農業部門雇用者数の発表前後に放送していたFX配信を見ていた。配信者の鑑として大きな損失を出して絶叫する内容だった。彼のトレードを、自分への戒めとして避けなければならない行動として書き出してみる。

その配信者は雇用統計の前から含み損のポジションを持っていた。結果的に指標で利益確定していたが、これは単なるギャンブルである。大きな指標は大きく動くのでトレードしないと勿体ないと考えがちだが、思い切ってパスすることも大切だ。

指標で(ロングポジが)プラ転決済して気を良くしたのか、少し下がったところで再びロングを建てた。これも目の前の値動きに惑わされたギャンブルであることは言うまでもないが、ロングの成功体験から脱却できていない。ひとつ上の時間軸チャートを見て大局を見直すべきだ。

そのロングポジションが大きな含み損を抱え、耐えきれなくなったところで損切りを行った。そして何を思ったか、ドテンショートを建てた。ショートは上がりきったところで、ロングは下がりきったところで建てるのが基本だ。下がっているならば飛び乗りショートは避けるべきだ。

ドテンショートが見事に捕まり、再び大きな含み損を抱えてしまう。精神崩壊するものの、耐え抜いて建値まで戻ってきた。だが決済せず、欲をかいてホールドを選択する。その後の追いショートも加わり含み損を抱えてしまう。その日の収支を戻すための無理なエントリーが原因だ。

目の前の値動きに惑わされ、上の時間足を見ていないとポジポジすることにつながってしまう。また10pipsや20pipsなど日足レベルでは誤差だということも肝に銘じたい。