司法手続きを経ない殺害が多い
フランスはヨーロッパ連合のパートナー諸国と同様に、いかなる場所、いかなる状況でも死刑に反対しています。フランスは不公平、非人道的かつ抑止効果がないこの懲罰の全世界的な廃止を求めます。 https://t.co/TrHySfFCqq
— フランス大使館🇫🇷🇪🇺 (@ambafrancejp_jp) 2021年12月21日
フランス大使館はTwitterで、日本の死刑制度に反対の立場を表明している。死刑制度とは、罪を犯した被疑者に対し司法手続きによって加えられる最高量刑である。Police Killings by Country 2021によれば、警察官による市民の殺害数でフランスは人口1000万人あたり3.8人となっている。一方で日本は同0.2人である。
司法手続きを経るということは、事件を詳しく検分し、被疑者にも発言の機会を与え、違法性および責任性を裁判官の自由心証で判断するということ。
これを行わず、現場判断で殺害する方が不公平で非人道的であることは言うまでもない。