韓国が米国に対して強気な理由

韓国(朝鮮)は有史以来、中華帝国のいち地方だった。それは朝鮮国王といえど中華帝からの承認が必要であることや、中央の官僚よりも朝鮮国王は位階が下であったことからもわかる。

それでも朝鮮としては中華帝国の一員である自負があった。更には漢民族中華帝国を支持しており、漢民族の明と女真族の清が交戦した際、劣勢でも明を支持した。

ところが1894年、日本と清が戦争を始め、清は敗北した。朝鮮にとって拠り所としてきた中華帝国が敗北したのだ。その後朝鮮半島は日本に合邦される。

このような歴史を辿ってきて、WW2後である。韓国はキリスト教が最大宗教となっている。戦後韓国にとってキリスト教は親和性があった。日本を断罪し、かつ自らを優越するのにうってつけであった。

戦後韓国にキリスト教を普及させたのは主に米国である。日韓で摩擦が起きても、キリスト教で繋がった韓国を米国は見捨てるはずがないと考えるわけである。