消費者物価と企業物価の推移

日銀および総務省統計局資料より筆者作成

このグラフは1971年から2022年までの消費者物価指数CPIと企業物価指数PPIのYoY%を表したものである。1970年代の急上昇はオイルショックの影響である。直近のPPIが10%に迫る上昇を示しているが、オイルショック以来の高さであることがわかる。

日銀および総務省統計局資料より筆者作成

上図と同じもので1990年以降を切り取ったもの。いわゆる失われた30年を示すグラフといえる。2009年前後にPPIが特に振れているが、リーマンショックの影響である。CPIはというと、0%前後を推移している。総合CPIを採用したのでやや高めだが、コアコアCPIだと全体的に低くなる。