流れ星に願い事

ふたご座流星群の極大を迎えている。ふたご座自体を見つけにくくても、オリオン座のアルデバランの方向を見ればおよそ放射点を向いていることになる。

22時頃に外へ出て眺めていると、ものの5分程度の間に3個の流れ星を確認することができた。飛行機の光ほどもある大きく長い軌跡も見ることができて満足できた。

さて、流れ星といえばお願い事である。消えるまでにお願い事を3回唱えることができれば叶うというアレだ。流れ星は視認してから消えるまでが極めて速い。星頼みよりも自力で努力せよという教訓なのかもしれない。

だが流れ星にお願いすることも努力のひとつである。短く素早くお願いごとを唱えるにはどうしたら効率が良いだろうか。

例えば「お金」をお願いしようとする。お金では長すぎて流れ星に追いつけない。では「カネ」ならどうだろうか。行けそうな気がするが、母音の「あ」と「え」は連続して発音するには向いていない。

私の提案は中国語の発音である。金の発音は「Jīn」で短く連続して発音もしやすい。また通貨を表す「幣(Bì)」は更に有利だ。金額がやや減ってしまう印象があるものの、「銭(Qián)」も良さそう。

あらゆる手を尽くして星に願いを託すのだ。