SIMが認識されない
7月2日深夜からau回線で通信障害が発生している。
現在7月5日23時台においては既に復旧宣言がなされている。私はau回線を2つ持っていて、両回線とも影響を受けた。1つは復活しているが、もう1つは使えないままだ。
Android端末で使用している回線なのだが繋がらない。ネットも電話もだ。スマホがおかしくなった時の対処は片っ端から試した。
ただ途中で少しおかしいことには気づいていた。ネットや電話が繋がらないのではなく、SIMが認識されていないのだ。つまり「通信サービスはありません」と表示されている。
試しにSIMを別の端末に挿してみると、ネットワークも繋がるし電話も使えた。更に、使えているSIMを問題のAndroid端末に挿してみると沈黙したままだった。
つまり、SIMは生きているがAndroid端末自体がおかしくなっている可能性が高い。
auの通信障害の影響でSIMまでおかしくなってしまったのか、はたまた障害とは関係なく同時期にSIMやスマホ本体がおかしくなってしまったのか。
面倒なことになった。
家計簿は手動派
家計簿アプリはクレジットカード類や銀行口座、証券口座までをスマホで包括的に管理できる便利なものだ。今週は何にいくら使ったか、今月の収支はどれくらいか。
かつては使っていたが、今はやめた。
家計簿アプリを使うのは節約が大きな目的であることを忘れてはならない。収支を可視化して把握し、無駄遣いが無かったか点検するのだ。ところが家計簿アプリはデータの収集から可視化まで自動でやってくれる。
ユーザーは座しているだけで、家計簿の綺麗な完成品を貰えてしまうのは問題だ。
ちらりと見て、今月は左様でしたか、この調子で来月も報告を頼む。と他人事のように思ってしまう。ちょっと娯楽費が多くても他人事のように思ってアプリを閉じてしまう。
節約したいのなら、自分の手で無駄遣いをスプレッドシートに書き写す作業が必要だ。今週や今月の無駄遣いを泣きながら書き写すことで来週は節制しようと自らに刷り込むのだ。
しかしながら、レシートの項目を一つひとつ細かく書き写す必要は全くないと考えている。概ねの金額を記録できれば良い。何なら「必要」と「不必要」の2項目だけでも良い。
これから実験しようと考えているのは、毎週末に各種残高のみ記録する方法だ。銀行口座とキャッシュレス決済の残高だけ記録する。なんかお金の減りが早いなと感じれば、自然に無駄を減らそうとインセンティブが働くはずだ。
家計簿アプリを使っている方の中でも、ブログなどで今月の収支を報告している方は上手いなと思う。完成品の家計簿をもう一度自分でまとめ直すことで財務状況を意識に植え付けているからだ。
EUR/USD 2022-07-03 weekly review
4時間足。先週に引き続き1.060と1.035のレンジ内。大きな流れでは下、直近4時間足クラスでは上値を抜いているが押し戻しが大きい。
30分足。ずっと切り上げてきた安値と1.060の三角持ち合いで、一度は吹き上がるかと狙ってみたが失敗して微益撤退。その失敗を受けて切り上げ安値の起点までは下がることを見込んでショート。
USD/JPY 2022-07-02 weekly review
4時間足。週明け時点では136.5円付近にダブルトップ右肩を作りに行くところ。136.5円のヘッドアンドショルダーで一度下を試すかもしれない。
30分足。フラッグのような動きから右ショルダーを作る動きが崩れたところをロング。前回高値を微妙に上抜いて押し戻された。抜け方が微妙で抜けたとは考えられず、仮に上がるとしても下を試すだろうが、ちょっと持ち合うかなと思ってあとは見送り。
マイナポイント第2弾を申し込んだ
マイナポイント第2弾の受付が始まった。マイナンバーカードを健康保険証および公金受取口座と紐づけることで15000円分のポイントが受け取れるCPである。
受け取る決済サービスは第1弾と同じくSuica(JRE POINT)にした。
Suica(JRE POINT)で受け取りを申し込むと、独自の施策として毎月抽選で1000名に10000ポイントが当たる。こちらは当たる気が全くしないのでどうでもいい。
認知度が低いように思っているのだが、JRE POINTは新幹線の特典チケットというものと交換できる。航空会社のマイルを特典航空券と交換するのと制度は同じだ。
例えば東京から仙台までの特典チケットは7940ポイントと交換できるが、この区間を普通に購入すると指定席で12190円だ。1ポイント=1.53円の価値であり、なかなかお得だ。
周りを眺めると、今回はauPAYを選ぶ人が多いように思う。抽選で10万名に1000円分のauPAY残高が当たるCPの期待値が高く奏功している。
キャッシュレスの保守と革新
「保守」「革新」というと政治思想を連想するが、人間の行動原理は大別すると全て保守と革新に分けられる。
現行の制度、今の自分、持っているモノなど、それまで積み重ねてきた現状が行き詰まってしまうことがある。その状況を打破しようとする時、保守か革新か行動が分かれるのである。
間違った現状を打破した先に見据える正しい状態とはどのようなものか。ひとつは、今までの行動を振り返り、本質を見出して次の考えの中心に再び据え直す。もうひとつは、自らが理想とする状態のために考えを一新して再構築する。
前者が保守的な考えで、後者が革新的な考えである。
前稿で私は、拡大しすぎたキャッシュレス決済サービスを整理して縮小しようと考えた。どのような基準で整理しようとしたかといえば、使いやすさなどを重視してSuicaを残そうとした。
私はおそらく保守的な思考回路なのだろう。
もしも革新的な考えを持っていたら、今ごろARIGATOBANKカードを作っていたかもしれない。あらゆる国際ブランドからチャージできて、ハブになれる万能カードという魅力に屈していたかもしれない。
所有するクレジットカードについても、ラインナップを眺める限り保守的だと自分で思う。提携カードの方が尖っているぶん使い込むとお得だ。しかしサービスの安定性と汎用性を重視してプロパーカード指向なのだ。
どちらが良いということはない。どちらも良い。
Suicaはつまらない(褒め言葉)
近年のキャッシュレス・ポイ活の盛り上がりは凄まじい。特に新型コロナが始まってからは旅行などに行けなくなったこともあるのか、ポイ活に勤しむ人々が急激に増えたように感じる。
特に熱いのは、ポイント還元を積み上げる活動である。クレジットカードからプリペイドカードへチャージして、更にQRコード決済も組み合わせて高還元を目指す。直接チャージできないルートも、外部を通してぐるぐるループさせたり。
かくいう私もキャッシュレス決済方法を拡大してきたが、ここ最近は縮小したい欲が出てきた。シンプル化、ミニマル化をしたくなってきた。縮小する場合、どのような基準によって何を残すか。
- 使える店の多さ
- そこそこ高い還元率
- 決済作業のシンプルさ
これらの条件を兼ね備えたものが良いと考える。結論から言うと、Suicaである。
使える店の多さという条件では、交通系電子マネーは広く普及している。特に日常生活の店で使えないところはない。逆にQRコードはこの点で脱落が出る。PayPayは使える店が多いらしいが、そもそも私は使っていない。
そこそこ高い還元率という条件では、1.5%程度あれば良いと考えている。今日では自社サービスの連携で1.5%程度の還元が主流となっている。例えば楽天カード+楽天ペイだ。Suicaもビューカードとの連携で1.5%である。取りこぼしが無いのも良い。
決済作業のシンプルさという条件では、Suicaは抜きん出ている。FeliCa決済はラクだし、モバイルSuicaに至ってはネット接続が無くても、充電が切れていても使える。クレジットカードなどのNFC払いはSuicaに匹敵する。
一方でSuicaに足りないものもあると感じている。使い勝手が良すぎてつまらないのだ。
例えばクレジットカード→Kyash→TOYOTA Wallet→PASMOのチャージでは、作業ごとにポイントを獲得している実感がある。面倒な作業をこなした報酬を得ている感覚だ。Suicaにはそれが無い。