au Ponta ポータル

auのUIや制度が所々変更となった7月。通信障害の影響で本日に繰り下げてスタートした。au Ponta ポータルはauPAYアプリのポイント項目などから見ることができる。

d払いの新しいポイント会員ランク制度とほぼ同じようなシステムになり、そのポイント獲得状況などを同ポータルで見やすく確認できるようになった。

d払いと違う点がいくつかある。お得を享受するためにはdポイントカードの提示が必要だが、auの場合はそれが無い。

レベルを4や5に上げるためにはPontaポイントをたくさん獲得する必要があるが、大きな獲得源であったauPAYマーケットのお買い物特典プログラムが6月末で終了した。新しく始まる買い得メンバーズは最大還元率9%で、19%から大幅減となった。

大幅減だが内容は概ね納得できるもので、先の19%還元では到底達成できない項目も多かった。今度の9%はより厳選され達成しやすい項目になっていると思う。ただしauPAYカードの冷遇は再考の余地があるかもしれない。

旧制度の最大還元率19%のうち5%を占めていたステージ制度はauでんきやauじぶん銀行など、auの各サービスを利用することで上位ステージになることができた。これが廃止されたことで、より一般化したといえる。

個人的にはau経済圏や楽天経済圏など、経済圏というものがあまりお得に映らないので浸かることは考えていない。

ビューカード一体型Suicaは何%還元か?

JRE POINT WEBサイトに登録したSuicaJR東日本の在来線を利用したりグリーン券を購入するとJRE POINTが貰える。50円ごとに1ポイントなので驚異の2%還元である。

ただしそれはモバイルSuicaの場合であって、カードタイプのSuicaだと200円で1ポイント、つまり0.5%還元になってしまう。

ところで殆どのビューカードにはSuicaが一体型となっている。公式が強制的に付与しているSuicaであるが、ビューカード一体型のSuicaの還元率はいくらか。

https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190903_ho01.pdf

2019年9月に出されたプレスリリースに、明言こそ無いが答えが出ているのを見つけた。カードタイプの場合の還元イメージにビューカードのイラストが描かれている。

ビューカード一体型のSuicaは200円で1ポイントのようだ。どうやらこのタイプのSuicaを使うことは推奨されていないらしい。

現在Suicaが付属していないビューカードJRE CARD VISAの一種類しか存在しない。他の国際ブランドやビューカードでもSuicaや定期券の付属していないものがリリースされることが望まれる。

巨星墜つ

安倍元総理が突然の蛮行により逝去された。今までにない程の悲しみに、この日の午後は仕事が手につかなかった。

SNSやニュースでは総理大臣の顔を毎日見る。だから大人になってからというもの、文字通り「親の顔より見た総理」に親近感を覚えていたのかもしれない。

本当に残念でならない。ご冥福をお祈り申し上げます。

モスカード退会までにやること

モスバーガーをよく利用する人はモスカードを作成するとお得だ。3,000円以上の入金で1%分、毎月25~29日のモスカードの日に1,000円以上入金すると4%分のMOSポイントが付与される。

またモスカードプログラムの会員ランクにはブロンズ・シルバー・ゴールドがあり、それぞれ注文金額の0.5~2%のMOSポイントが付与される。

お得なモスカードであるが、キャッシュレス決済の縮小計画の一環として退会することにした。やることは主にふたつ。

  • 残高の消化
  • 退会申請

お渡しいただいた本カードの残高が商品購入合計額に満たない場合は、改めて本カードに入金していただくか、または不足分を現金もしくは当社が指定する支払い方法によりお支払いいただくものとします。

第6条(利用の方法)

モスカードの残高は現金やその他支払い方法と併用できる。この方法で全ての残高をきれいに使い切ることができる。

退会申請はwebやアプリから行うことができる。特に隠されていないのでURLを貼るまでもない。申請すると受付のメールが届く。退会はモスカードだけでなく、モス会員そのものからの退会のようだ。

モスカードは退会したが、モスバーガーは好きなのでこれからも利用させていただく。

電車で貯めてJALに乗る

ビューカード系列はJALとの提携が強い。JRを利用してポイントを貯め、JALに乗るためにはどうするのが最適か。

まずJRを利用して貯まるのがJRE POINTだ。これをJALマイルに交換するためには、何かしらのJALカードSuicaが必要だである。その上で、

  • 年会費を安く抑えたい
  • 家族会員も考慮して年会費を抑えたい
  • JGC加入も考慮して年会費を抑えたい

といった場合に分けて考えてみる。

年会費を安く抑えたい

単純にJALカードSuicaの普通カードが良い。年会費2,200円だ。ショッピングマイルに加入することで還元が2倍になり100円=1マイルとなる。JRE POINTからJALマイルへの交換レートも2倍になる。

JR側でたくさんポイントを稼ぎたい場合は、ビューゴールドプラスカードとJALカードSuicaの2枚持ちが良い。年会費13,200円だ。これは、JALマイルは全てJRで貯めるという強い意志である。

家族会員も考慮して年会費を抑えたい

これは上記と同じ結論になる。ただし後者のパターンはビューゴールドプラスカードが家族会員1枚無料なのを活用したい。ビューゴールドプラスカードを本会員と家族会員で発行し、JALカードSuica普通カードを本会員のみが持つ。年会費は変わらず13,200円のままだ。

JGC加入も考慮して年会費を抑えたい

本題はこれ。JGCは家族会員も本会員と同額を請求されるのがネックなのである。これに関しては更に場合分けし、JGCを家族会員まで加入するか、JGC維持目的かで考える。というのも、JGCの特典は殆どの項目で同伴者1名まで受けられるからだ。

1. JGC家族会員まで加入する

前提として、JGCJALカードSuica CLUB-A以上でないと付与できない。最低ランクで考えると、JALグローバルクラブSuica CLUB-Aカードで発行して、年会費22,000円である。

2. JGC維持目的

この場合もJALグローバルクラブSuica CLUB-Aカードは必須だ。さて、JGCは会員ごとに付与するかどうか選択できる。つまり本会員はJALグローバルクラブSuica CLUB-Aカード(11,000円)で、家族会員はJALカードSuica CLUB-A(3,850円)で良い。合計年会費は14,850円である。

もうひとつ方法がある。ビューゴールドプラスカードが本会員と家族会員で11,000円、JALグローバルクラブSuica CLUB-Aカードを本会員のみで11,000円、合計22,000円で運用するのも良いだろう。

JALビューカードの比較検討

比較検討したいのはビューゴールドプラスカードとJALカードSuica CLUB-Aゴールドカードの2枚。

まずビューゴールドプラスカードだが、主な特徴をいくつかピックアップする。

  • 年会費11,000円(家族会員1枚無料)
  • 基本還元率0.5%(JRE POINT)
  • JRサービス利用で最大8%
  • 年間100万円利用で5,000ポイント
  • 年間利用累計額に応じて更にボーナスポイント

ビューカードの最上位カードということでサービスに隙が無い。何と言ってもJRサービス利用で最大8%還元が特徴。えきねっとで新幹線チケットを購入すると最大10%還元にもなる。何度かこれを利用するだけで年会費は簡単に元が取れてしまう。

メインカードとして利用すれば年間100万円に到達して5,000ポイント獲得も簡単だ。更なるボーナスポイントは150万円からなので期待しない方がいい。

 

次にJALカードSuica CLUB-Aゴールドカードであるが、その名の通りJALカードである。

  • 年会費20,900円(家族会員8,800円)
  • 基本還元率1.0%(JALマイルポイント)
  • JRサービス利用で最大8%
  • 年間100万円利用で5,000ポイント
  • 1,500 JRE POINT → 1,000 JALマイルに交換可能

このカードは純粋に「JALカードゴールド」と「ビューゴールドプラスカード」が合体したものだと捉えることができる。年会費10,000円ずつのカードが2枚1組になった。

ビューカード側のサービスとしては年間累計利用の更なるボーナスポイントが削られている。他の機能は同じだ。

JALカードとしての特徴だが、通常ショッピング利用でJALマイルが直接貯まる。しかしJRサービスの利用ではJRE POINTが貯まる。利用方法によって貯まるポイントが分離している面白いカードだ。

JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードは どんな人に向いているか

JALカードであるので、JALマイルを貯めたい人に向いている。JR系サービスで最大10%が貯まり、JALマイルに交換できることも大きなメリットだ。非常に貯めやすい。

一方でJALマイル一点張りではない人にも向いているのが面白い。JR系サービスの利用ではJRE POINTが貯まるため、そのまま新幹線の特典チケットに使うこともできる。JALだけでなくJRも利用する人に向いているし、いつでもJALに寄せることもできる。

デメリットもある

まず、シンプリストには向かない。JALカードビューカードが一体型となっている。

次に、カードの年会費が高いことがデメリットである。特に家族会員だ。ビューゴールドプラスカードなら1枚無料だが、JALカードの方は8,800円かかる。これはJALカード分と捉えるのが良いだろう。

この家族会員が問題で、もしJALグローバルクラブJGC)に加入することがあれば、家族会員も本会員と同額がかかる。つまり2枚で41,800円だ。

JGCの特典は殆どの項目で同伴者1名までカバーすることができる。そしてJGCを付与するかどうかは本会員と家族会員で選択できるので、本会員のみJGCで家族会員は付与しなければ、年会費を29,700円に抑えることができる。

最後に、JALカードSuica CLUB-Aゴールドカードでは必ずJALを利用せざるを得ないということ。もしJALを利用しないのであればビューゴールドプラスカードで良い。