例え話を理解しただけ

目に見えるものしか信じられないと主張する者に自然科学現象を説明する時、とても迷う。懇切丁寧に基礎から説明するか、結論を重視して例え話に終始するか。

わかりやすさは正確性を犠牲にする。例え話が上手く行きすぎて、例え話を理解しただけなのに、その根本たる科学を理解したと勘違いを起してしまう。その場は良いかもしれないが、後に弊害が生じる。

これに対しては無策だ。自然科学の基礎知識を習得してもらう以外に方法はない。