まずは同乗を評価するべき

ウクライナからの避難民20人が5日、政府専用機羽田空港に到着した。今回、同乗して避難してきたのは20人だった。政府専用機は150人まで搭乗できる。

大臣以下、政府スタッフも搭乗しているとはいえ、もう少し避難民の方を搭乗させられたのではないかと直感的に思う。

しかしながら安易に批判するのはよくない。まずは20人だけでも政府専用機に同乗させたことを評価するべきである。そのうえでこの人数が限界だったのか、予備機も含め努力の余地はなかったのかを問うべきである。

20人だったのには理由があるはずだ。疑いたくないが、緊急的に同乗することになった故に身元確認が通常よりも簡易的であることから、警備上の問題がある。

記者も同行しているだろうから、空席はそもそも少ないように考えられる。