auPAYまわりの変更おさらい

auPAY(QRコード)、auPAYプリペイドカード、auPAYカード(クレジット)を利用するとそれぞれPontaポイントが付与されていたが、年末にかけて大きく変わる。変更の確認と今後の運用を考える。

まずはQRコードプリペイド。200円で1Pontaポイントが付与されていたが、2022年11月1日よりWAONやRevolutといった電子マネーへのチャージ利用分が付与対象外になる。auPAYアプリ内のお知らせで告知された。

ApplePay経由での電子マネーチャージ利用分もポイント付与対象外となる。つまり純粋なショッピング利用のみポイント付与となる。資金をぐるぐる回して還元率を積む方法は潰える。

auPAYカード(クレジット)も変更される。auPAY残高へのチャージ利用分がポイント付与対象外となる。他社サービスだけでなく自社サービスにもポイントを付与しないことになる。

はじめはauPAYカード(クレジット)からの残高チャージしか勝たんと誰もが思ったはずだが、auじぶん銀行とauPAYの紐づけによって今年4月からポイントが付与されるようになったこともあり、こちらへの移行を求められる形となった。

auPAYのポイントプログラムは今年後半から改革が進んでいる。上記のようなポイント付与対象外を拡大させた一方、たぬきの抽選会やがんばったボーナスが追加され、12月からは還元率アップも始まる。

これらの改革を俯瞰してみると、auじぶん銀行とauPAYを軸としたau経済循環を活性化する変更だということが分かる。他社サービスへの資金流出やクレジットカードの支払い手数料などを絞っていると考えられる。

このau経済循環に頭まで浸ればお得になるだろう。しかし私の場合は問題がある。ひとつがauじぶん銀行を持っていない(作る気がない)こと、もうひとつがau回線を持っていないことだ。