dポイントまわりの変更おさらい

d払いとdカードは、「dカードからの支払い」を利用してd払いで決済した場合のdポイント進呈条件を変更する。2022年12月10日より新条件が適用される。

  • d払い(1pt/200円, 0.5%)→ 1pt/200円, 0.5%
  • dカード(1p/100円, 1.0%)→ 廃止
  • dカード支払い特典(新設)→ 1pt/200円, 0.5%

合計の還元率が1.5%から1.0%へダウンすること、ポイント付与単位が100円から200円になることが主な変更点だ。

dカードは他社サービスの電子マネーチャージに関して既に対象外であったが、自社サービスであるd払いの利用でもポイントを付与しないことになる。

docomoは今年6月よりdポイントクラブの制度をリニューアルしている。dポイントが史上最高に貯まりやすくなったとして喧伝していたが、このとき既にdカード・d払いのポイント付与縮小も計画されていたと考えられる。

総合すると、dポイントカードの優遇とクレジットカードの排斥によるdocomo経済循環の加熱化ということになる。

昨日投稿したau経済循環と殆ど同じ結論となった。この動きはただの他社追随やカルテルではないと考えている。自社クレジットカードを排斥したい理由とともに、後日改めてまとめようと思う。