原理主義とフェミニズム神学
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— Shin Hori (@ShinHori1) 2022年4月28日
性表現に限らず「性の解放」「性の自由」などのスローガンも40年や50年前に左派中心に唱えられていて、当時は古い性道徳からの解放が主眼だった。
ただし、その後「性の自由」とされるものの中には実は「性加害」「性的な支配」があるのではないか…などの観点の議論が広がってきたといえる
性の解放や性の自由とは主に1960年代から唱えられてきた女性解放運動のこと。それまでのいわゆるパターナリズム的な価値観、つまりフェミニズムをはじめ同性愛や自由主義的福祉、相対主義など寛容を否定する価値観から解放する運動である。
特定の価値観を絶対視せず、多様な選択肢を認め、自発的に選ぶことを目的としてきた。家父長制を支持するキリスト教右派に対し、フェミニズム神学の形成だ。
ところが現在では、その性の自由を制限しようとする言説があるという。家父長制を支持するキリスト教右派ではないが、これまでのフェミニズム神学に疑義を呈する観点から原理主義であるとも言える。