タスクを見ることが最重要タスク

タスク管理にTodoistを使っているが、日付変更問題で不満があると書いた。このことで考え方と使い方を変更した。

日付変更によって存在した問題は、1日や1週間でこなすべきタスクの数を設定してクリアするとランクが上がる制度にあった。タスクはこなしているのに、不本意に未達となってしまうことだ。

だがタスク管理ツールの本質は、タスクを忘れずに確実にこなしていくことにある。これを実現するための必要条件は、タスク管理ツールを「見ること」である。

タスク管理ツールを見ればタスクを忘れずにこなせるが、そもそもタスク管理ツールを見なければタスクを忘れてしまうことになる。初歩的なことだが重要なことだ。

この考えは家計簿にも通じる。細目まで書き込むのを頑張るとそれ自体が目的化してしまう。今週はいくら使ったか、いくら残っているかを繰り返し「見ること」が重要なのだ。自然と節約するようになるはずだ。

よってTodoistのランク制度は、1日1個を目標に設定することにした。そのタスク内容とは「Todoistを見ること」である。これは深夜に日付が変わった直後にすぐ達成できる。設定目標の未達がなくなり、ついでに今日のタスクを頭の片隅に印象付けることができる。