極右保守が親露の理由

最近、保守は保守でも極右保守が目立ってきた。保守なのだから政府や政権与党を支持するのかと思いきやそうではない。彼らの考えはこうだ。

今の政府はアメリカの言いなりで自主自立していない。DSに操られている。アメリカやDSに対抗するロシアを支持し、打倒する。

要するに敵の敵は味方の論理でロシアを間接的に支持してしまう。もちろんロシアそのものを支持しているわけではないのだろうが、真の自主自立を取り戻すまでは為すべきことが同じだということだ。

極右保守は、例えば沖縄の米軍基地を敵視する。真の自主自立をするためには、米軍を追い出して自衛隊を配置しなければならない。この「米軍を追い出す」という一点について、ロシアの付け入る隙があるわけだ。

理解のある彼くんよろしく、そうであって欲しい真実を言ってくれる存在なのだ。

真の自主自立を目指すことが悪いとは思わない。しかしながら彼らは横着して手に入れようとしてしまっている。日本がこれまで歩んできた歴史、戦後日本が平和国家として努力してきたこと、その全てを蔑ろにしていることに気づいていない。

一身独立して一国独立すること。