日本の左派がロシアの論理に賛同しがちな理由

ロシアによるウクライナ侵略が続いている。在日ウクライナ大使館の呼びかけに15万人をこえる日本人が寄付を行い、40億円に迫る金額が集まっているという。

対して、日本の左派はウクライナへの支援を表明するどころが、ロシアの行動に理解を示している。ウクライナが悪いと言う者もいれば、どっちもどっち論までいる。根底に何があり、どのような論理があるのか。

正しいか間違っているか別として、確固たるイデオロギーによる主張ならば一定の説得力があるはずだ。しかし日本の反戦運動は安保反対(1960年頃~)がベースとなっており、かつアップデートされていない。戦争についてマトモに考えていないので頓狂な結論が出てしまう。

ベトナムに平和を!市民連合(1965年~)は団体があったわけではなく、何らかの形で運動に参加した人々や団体の総称。安全圏からファッションで反戦お祭り騒ぎしているだけであり、中身が無く刹那的で何も考えていない。

その考えは、新型コロナウイルスが蔓延しているさなかに大規模音楽フェスが開催されて多くの人が参加したことにも通じる。

これは鋭い考察だ。公正世界の住人しか考えつかない思考回路であることから、安全圏にいると思い込んでいる人だということがわかる。もし現実に戦火が目前に迫っていると認知した途端に錯乱状態になる人である。